高校新卒採用として入社6年目になりました。入社したてのころは仕事に慣れず、というより社会人としての意識が低かったと思いますが（どんな人物であったかはご想像におまかせします…）、現在は会社が求める人材に少しでも近づくよう自分なりの努力ができていると思います。その結果、これまでは現場の作業員として働いていましたが、新規現場の職長として、新たなチャレンジに取り組んでいます。

「職長」としては、まだまだ慣れないことや同じ現場の同僚たちに迷惑をかけてしまい、落ち込むこと、悩むこともあります。そんなときにも今西工作所では頼れる先輩方にいつでも相談できるフォロー体制や会社のバックアップがあるので、心強く、安心して思い通りに仕事へ取り組むことができ、何事にも挑戦したいと思えます。

これからの目標としては、自分を信じ、考え、工夫し、たくさんの技術を身につけ、「あいつに頼めば大丈夫」「ちゃんと仕事をこなす」と言われる社員になりたいと思っています。

18歳にこの業界に入り、15年がたとうとしています。世間一般で言われる「働き盛りの中堅」です。入社したてのころから考えると、独身から妻子持ちになり仕事のうえでもようやく「一人前」と呼ばれるようになりました。
この会社のよいところは「人」としての側面をよく考え、理解してくれる部分だと思います。現場のことを右も左もわからないころから、たくさんの人にいろいろなことを教えていただきました。

実は過去にがんばりすぎて仕事を詰め込みすぎたことが原因でやる気が起こらず、休みがちになった時期がありました。正直辞めようと思ったりもしましたが、そんなときに先輩から「だれしもそんなときがある。ある程度休んだらまた、がんばればいい」と、怒りもせず、責めもせず会社も先輩も自分を見守ってくれました。おかげで気持ちがすっと楽になり、切り替えてまたがんばっていこうと思えるようになれました。

現在今西工作所は新卒社員の若手が増え、自分も30歳を過ぎましたが、仕事上で悩んでいる後輩に対しては、先輩の自分ができることは何かを常に考え、これまでに自分が経験したことを伝えることで、少しでも役に立てればと考えています。自分自身ももっと向上し、ゆくゆくは会社の看板職人として、現場営業で受注が増やせるよう研鑽（けんさん）していきたいと思います。